ドゥテルテ大統領来日を記念してフィリピン経済フォーラムを共催

2016年11月

去る10月26日、当協会は、今年6月末に就任以来初となるドゥテルテ大統領の来日を記念して、ジェトロ、日比経済委員会、日本アセアンセンター、駐日フィリピン共和国大使館と共催で、「フィリピン経済フォーラム」をプリンスパークタワー東京のコンベンションホールで開催しました。
関係閣僚による講演終了後かなり遅れて会場入りしたドゥテルテ大統領は、基調講演で以下のとおり述べました。
・日本は最初で唯一の経済連携協定を結んだ国であり、貿易・投資面で最大のパ-トナ-、ODA面では2番目の援助国で、こうした強固な経済的結び付きを継続することは我が国にとっての優先事項である。
・地方開発、農業生産性の向上、インフラ投資、人材開発を進めるうえで日本からの支援に大いに期待している。
・ビジネス環境の改善につながる政策に取組んでいるので、これまで以上に投資・ビジネスを拡大してほしい。
・経済発展にとって重要なのは、我が国における平和と安全の確保であり、ミンダナオ和平についての日本の役割を評価する。
・地方の経済成長は我が国にとり重要であり、特にバナナ、パイナップル等の輸出基地であるミンダナオ島のインフラ開発で日本の貢献に期待している。

講演内容は2017年1月に発行予定の会報No.270に掲載しますので、詳しくはそちらをご覧下さい。

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